![アスパラガスの苗が到着したら/定植のイメージ](https://images.microcms-assets.io/assets/2e59051544d646b8b44c58e8bb01754f/aa7e79b8e2b8405f8a3db4323372b78d/01_i_%E8%8B%97.jpg)
苗が到着したら
苗が到着したら、まずは早めに水を与えてください。
ジョウロでなどで上からかけると茎が倒れてしまいますので、株元に与えるようにしてください。
苗は長旅で疲れているので、水はたっぷりと与えてあげてください。
この定植時期の気温は、実はアスパラガスにとってはまだまだ寒い時期でもあります。
植え付けるまでは昼間は外に、夜は室内(20℃程度)で管理してあげてください。
定植
サナテックシードの肥料「PSダッシュMEネオ」と「アーキア酵素むげん」を4L の水に2 ㏄ずつ入れてよくかき混ぜ、その液肥に苗をポットごと漬けます。
ポットから空気が上がってこなくなったら完了です!
使い終わった液肥は捨てずに根締め潅水(植穴と苗をなじませる水やり)にお使い頂けます。
アスパラガスの定植は「深植え」を推奨します。
通常の深植えとは異なり、植穴を空けたまま、地上部から20~25cm ほど深い位置に定植します。
このことで、植穴に空気の層が出来て、株元の地温を確保してくれるため、寒い時期の定植が可能になります。
(定植時期が遅れる場合は通常の平植えで定植してください。)
![アスパラガスの深植え](https://images.microcms-assets.io/assets/2e59051544d646b8b44c58e8bb01754f/b118e6a91503438b9267da82546a67e7/03_%E6%B7%B1%E6%A4%8D%E3%81%88.jpg)
定植が終わったら「根締め潅水」をします。どぶ漬けに使った液肥を撒いてください。
周りの土とのなじみやすくなります。
植穴が崩れない程度に優しくかけてあげてください。
定植のイメージ
![アスパラガスの苗 定植のイメージ](https://images.microcms-assets.io/assets/2e59051544d646b8b44c58e8bb01754f/f2b01659b1794ad49dac4382cc54396a/04_%E5%AE%9A%E6%A4%8D%E3%81%AE%E3%82%A4%E3%83%A1%E3%83%BC%E3%82%B7%E3%82%99.jpg)
畑の場合、株間は50 ~ 60cm ほど、畝間は150 ~ 160cm ほどあけてください。
密植すると病害のリスクが高まりますので注意してください。
定植後の生育
アスパラガスの生育は特殊で、トマトのように今ある茎が太くなることはほとんどなく、40~50日間隔で今ある茎より太い茎が新たに出てきます。
これを連続萌芽期と呼び、アスパラガスの生育には欠かせません。
また、アスパラガスは肥料が多い方が良い、とよく言われておりますが、他の野菜とそう大きくは変わりません。重要なのは肥料バランスです。
連続萌芽のイメージ
![アスパラガスの連続萌芽](https://images.microcms-assets.io/assets/2e59051544d646b8b44c58e8bb01754f/ebf44c9b30e242689a4446b554acf2f9/05_%E9%80%A3%E7%B6%9A%E8%90%8C%E8%8A%BD.jpg)
水やり
水やりは曇天や雨の日以外は基本的に毎日行います。特に夏場の水管理は重要です。
夏場に水が切れると様々な障害の要因となります。
ただ、与えすぎには要注意!水は多くても根を傷めることがあります。
生育初期は株元に、大きくなるにつれて徐々に範囲を広げて水を与えてください。
枝先の真下にまで与えるイメージです。
葉には直接かからないように心がけてください。
病害のもとになる場合があります。
![アスパラガスの水やり](https://images.microcms-assets.io/assets/2e59051544d646b8b44c58e8bb01754f/a245b5398b7e45388b67033090a05a31/06_%E6%B0%B4%E3%82%84%E3%82%8A.jpg)
![](https://images.microcms-assets.io/assets/2e59051544d646b8b44c58e8bb01754f/17e2c01cc8dd4fa6916caab111d81ca2/07_%E6%B0%B4%E3%82%84%E3%82%8A02.jpg)
株元から枝先までの範囲に与えてください。