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トマトの育て方/栽培準備〜土づくりと畝立て・仕立て方
ミニトマトの育て方 シシリアンルージュTY

栽培の準備

畑の場合、土質はあまり選びませんが、排水性が良くて保水力があり、有機質(落ち葉や堆肥など)が多いと良いです。


鉢植えやプランターの場合は、一般的に売っている培養土(野菜用)で大丈夫です。
どれくらいの肥料が入っているかを確認しておきましょう。(一般的な培養土は肥料入りが多いです。)
※鉢植えは1株当たり10号以上推奨。プランターは60㎝で2株まで。


基本的な必要な道具は、移植ごて ジョウロ 支柱 ハサミ 麻紐(誘引紐)、化成肥料 8・8・8 苦土石灰 堆肥 稲わら 落ち葉などです。


トマト栽培に必要な道具

土づくり

植え付けの2~3週間前に、土づくりを行います。
土づくりは主に堆肥と苦土石灰を入れます。
先に入れる理由は、これらの効果が出るのに少し時間がかかるからです。


1株あたりに堆肥を1㎏、苦土石灰を90gを入れて土とよく混ぜてください。
鉢植えやプランターの方は、培養土を容器の8割くらい入れ(ウォータースペース確保のため。)、苦土石灰を上記の半分を入れて、培養土とよく混ぜてからご使用ください。


トマトの土づくり

施肥と畝立て

1株あたりの施肥量の目安は化成肥料8・8・8を60g程度です。
鉢植えの方は上記の半分(1株あたり)を目安に入れてください。
(肥料入り培養土の場合は不要です。)
肥料は土に撒いてからよく混和してください。


最初から肥料を入れすぎると草勢が強くなり花が咲かなかったり、実が付かなくなる原因となりますので注意してください。
畝高の目安は10㎝程度ですが、水はけがよければ低くても大丈夫です。
その後、マルチやワラを設置して完了です!苗を植える1週間前までに終わらせておくのがベストです。


トマトの畝に白マルチを設置

ワンポイントアドバイス 肥料の計算

肥料の袋にはよく「8・8・8」や「8・6・6」と書いてあります。
これはその肥料に入っている肥料成分のうち、チッソ・リン酸・カリウムがそれぞれ8%ずつ、あるいは8%、6%、6%入っているという意味です。


トマトの栽培では約60gの888化成肥料を入れて頂きますが、これは1株当たり、チッソ成分で約5g必要なことから算出したものです。
60gの8%=4.8gとなり、必要量を与えることが出来ます。


品目によってはチッソが多めだったり、カリウムが多めに必要な場合もあり、その時は他の肥料と組み合わせて調整することもあります。


888の肥料成分

支柱・ネットの設置のイメージ

トマトの仕立て方

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